2018年07月13日
Q:相続人である母が認知症の場合の遺産相続の手続きについて(和歌山)
父が亡くなり、相続人である母と私と妹で遺産分割協議をする必要があります。しかし母は数年前から認知症を患っており施設に入所している状況です。この場合の遺産相続の手続きはどうすればよいでしょうか。(和歌山)
A:成年後見人をたてて遺産分割を進めましょう。
認知症であったり、障害をお持ちで意思能力のない方が相続人に含まれる場合は、その方に成年後見人をたてて遺産分割協議をしなければなりません。判断能力が無いからと、勝手にお母様の印鑑で書類を作成する事は違法でありますので、きちんと法的な手続きで進める必要があります。
今回のケースでは、相談者様や弟様は同じ相続人であり利益合反となりますので、別途お母様の財産管理をする第三者を後見人としてたてる事をお勧めします。
成年後見人の申立ては、家庭裁判所へと申立てをする事になります。和歌山相続遺言まちかど相談室では、家庭裁判所へのお手続きについてのサポートも随時お手伝いしております。一般の方には不慣れな手続きも、相続の専門家の当相談室へと安心してお任せ下さい。
2018年06月06日
Q:養子縁組すると元の親の遺産は相続できないのですか?(和歌山)
私は連れ子の立場の者です。幼いころ両親が離婚して、母に引き取られました。 その後母が再婚し、今の父と養子縁組で親子になりました。養子縁組したことによって、新しい父の遺産を相続する権利が発生したことを知りました。そこで質問なのですが、今の父と養子縁組した時点で実父の遺産を相続する権利は失われたのでしょうか?(和歌山)
A:実親の相続権は失われません。
ご相談者様が新しいお父様と養子縁組で親子関係を結んでも、実のお父様との親子関係は失われることにはなりません。よって、現時点でご相談者様はお母様、実のお父様、現在のお父様の相続権があることになります。
実のお父様が再婚され、新しくお子様を設けられている場合、将来実のお父様が亡くなられた時の相続が複雑になることが予想されます。 この場合の相続人は配偶者と、子供であるご相談者様と、お父様と後妻様の間に生まれたお子様が相続人になります。遺産分割協議の際に相続人全員で遺産分割を行わなければなりません。 そのような場合の対策としては、被相続人である実のお父様の方で遺言書を残すことで、相続がスムーズに進むよう準備することが考えられますが、推定相続人であるご相談者様の立場からでは何か対策をすることは難しいでしょう。
また、万が一お母様と新しいお父様が離婚されたとしても、新しいお父様に対するご相談者様の相続権は失われません。 離婚は夫婦間の婚姻を解消するもので、親子関係を解消するものではないからです。この場合は、養子縁組を解消することで、ご相談者様の権利が失われます。
稀なケースではありますが、ご相談者様が養子縁組を解消されないまま、別の方と養子縁組をすることも法律上では可能です。
2018年05月10日
Q:死亡保険金は遺産分割する相続財産に含まれますか?(和歌山)
先月、母が亡くなりました。和歌山の実家で一緒に暮らしていましたが、急なことでしたので事務的な事は全く手が付けられていません。少し落ち着いてきましたので、そろそろ親族と遺産分割についての話し合いをしようと思っています。その中で、財産は自宅と預金しかないのですが、生命保険に入っていてその受取人は長女の私になっています。この保険金も相続財産となり遺産分割をしなければなりませんか?(和歌山)
A:基本的には相続財産に含まれません。
遺言書のない相続の場合は、相続人同士での遺産分割協議により遺産分割についての詳しい内容を決定していきます。相続人の方が死亡保険金の受取人になっているという場合も多くありますが、その場合には遺産分割の対象の財産には含まれません。ただし、保険金の受取人が被相続人となっている場合や受取人の指定がない場合には、被相続人の財産とみなされ遺産分割の対象となりますので、生命保険金がある場合には受取人に注意しましょう。
保険の契約内容により、遺産分割の対象の財産になる場合とそうでない場合がありますが、一般の方がこの判断をするのは難しいでしょう。相続税の心配がある場合には、また判断する内容が複雑になってまいりますので、生命保険金の遺産分割についてご不明な点がある方は、まずは相続の専門家である当相談室へご相談下さい。初回無料の相続でご不安な点についてじっくりとお話しをお伺いさせて頂きます。
和歌山相続遺言まちがど相談室では、地域密着でみなさまのサポートさせて頂いております。和歌山で相続についてお困りでしたら、ぜひお気軽に当相談室へとお越しください。
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