2018年04月13日
Q:相続の手続きが完了するまでにどのくらい期間がかかりますか?(和歌山)
和歌山の実家に暮らしていた母が亡くなり、相続の手続きを進めています。母の遺産として、和歌山の実家と、預金がいくらかと車があります。実家と離れてくらしていますので、手続きを長引かせたくありません。すべての手続きが完了するには、通常どのくらいの時間がかかるのでしょうか。(和歌山)
A:相続手続きをする財産の種類により完了までの時間は異なります。
相続の手続きが必要な財産として、一般的にご自宅の建物や土地などの不動産と、現金や銀行預金などの金融資産があります。今回は、こちらの2つを参考例として説明を致します。まず不動産の手続きですが、これらは不動産の所有者の名義を亡くなられた方から相続人様の名義へと変更をする手続きになります。手続きは法務局で行う事になり、必要な書類として、戸籍謄本、不動産権利証、遺産分割協議書、固定資産税評価証明書等の書類を揃え申請を行います。資料の収集に一ヶ月、法務局へ申請してから1,2週間程で手続きは完了します。
銀行預金などの金融資産の手続きも、上記と同じく亡くなられた方の口座の名義を相続人名義へと変更、もしくは解約して相続人へと分配、といった流れになります。各機関によって多少内容が異なりますが、必要な書類は、戸籍謄本、遺産分割協議書、印鑑登録証明書、各金融機関毎の相続届等を揃え、提出をします。こちらの手続きは、資料収集は不動産と同様で一ヶ月ほど、金融機関での処理は2週間程度になります。
一般的な手続きとしてこちらの2つの手続きをご案内いたしましたが、遺言書が存在した場合や、相続人が行方不明であったり、未成年の相続人がいた場合には、別途家庭裁判所への手続きも必要となってまいりますので手続きのお時間はもう少し長くなります。
和歌山にご実家のある方、和歌山にお住まいの家族が亡くなられた方、ぜひ和歌山相続遺言まちがど相談室をご利用下さい。地域密着で丁寧に対応をさえて頂きます。まずは初回無料の相談会へとお越し頂き、お困り事をお聞かせ下さい。
2018年02月16日
Q:父の相続手続きを進めたいが、同居していた姉が財産を開示しない(和歌山)
父が亡くなり、相続の手続きを進めなければなりませんが、父と同居をしていた姉が父の預金や財産に関する情報を開示してくれません。遺産としては、和歌山の実家の不動産と、預金が銀行にあるはずです。しかし、姉は預金は無いと言い張り、話が進みません。すでに父が亡くなってから二か月が経っていますが、手続きを進められない状況です。どうしたら相続できるでしょうか。(和歌山)
A:相続人であれば、被相続人の財産調査をして内容を知る事が出来ます。
ご相談者様はお父様の法定相続人ですので、被相続人の財産についての情報を調べる事が可能です。財産の調査は、被相続人の財産がどこに、どれくらいあるのかと調べる調査です。預金でしたら取引のあったであろう銀行へと残高証明書の発行を請求する事ができます。発行を依頼する際の必要書類は、各金融機関で内容が異なりますので事前に確認をしておきましょう。被相続人と相続人の戸籍謄本などが必要となりますので、財産の調査が必要な場合は余裕をもって進める事をお勧め致します。
こういった手続きは、通常なかなかご自身でされる手続きではありませんので、分からない事が多い場合などは私ども相続の専門家へとご相談下さい。相続財産の調査を一からサポートさせて頂く事が可能でございます。我々が手続きをする事で、隠されていた財産が開示される事もございますので、親族が財産の開示を拒んでいる場合や、解決方法が分からないといった方はぜひ一度当相談室の無料相談へとお越しください。初回無料の相談から、親身にサポートをさせて頂きます。
2018年01月11日
自分たちで相続手続きを進めることは可能でしょうか?(和歌山)
Q:父が他界し相続が発生したので質問です。私には和歌山の実家に暮らす両親と県外に住む弟が一人おります。先日父が他界し相続が発生しました。相続人は母と私達兄弟のみで、皆仲も良いので特に複雑な事もなく手続きを進められると思っています。
私達兄弟は既に実家を出てそれぞれに生活をしているので、実家はそのまま母に相続してもらう予定です。その他の遺産も銀行の預金くらいでその他にはないのではないかと思っています。そのような状態なので父も特に遺言書を残していませんでした。
このまま自分たちで相続手続きを進めることは可能でしょうか?(和歌山)
A:相続人がご自身で相続手続きを進めることは可能です
相続手続きは誰もが何度も経験することではなく、一般の人にとって難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。またそのような事由で専門家に依頼する方も多くいらっしゃいます。ただ、一般の方がご自身で相続手続きが進められないわけではなく、ご自身で手続きをすることは可能です。
参考までに、下記に相続手続きを専門家に依頼した方が良い事例をご紹介します。
- 被相続人によっては相続手続きの際に必要となる戸籍の収集に手間がかかる方がいらっしゃいます。
- 相続人が把握していない被相続人の負債が後に発覚する場合があります。
- 戸籍収集の結果、面識のない相続人が現れる場合があります。
ご相談者様の場合、相続人同士の揉め事はないと思われますが、相続財産の把握がされていない状態ですので、家族がご存じではない預金以外の財産(株式等)を所有している可能性もあります。
相続手続きには期限のある手続きもあります。いざ手続きを始めてみると、後々になり相続人や遺産の調査をしなかったことで、相続手続きの期限に間に合わないという事態になっては困ります。(もし把握していない負債が発覚し、相続放棄をしたい場合、相続放棄の手続は3か月以内の期限がありますので、それまでに相続放棄をする必要があります。その他にも、相続税の支払いは10か月以内と決められており、それを過ぎてしまうとペナルティーが発生してしまいます。)
費用面の懸念をされている方は財産調査や戸籍収集のみを専門家にお願いすることもできますので、部分的に専門家にお願いするという手もあります。
相続手続きについてご心配やお困りごとがある方で和歌山にお住まいの方でしたら、和歌山相続遺言まちかど相談室の初回無料相談をご利用いただければ、初回は無料のご相談で相続手続きについてのご案内を丁寧にさせて頂きます。お気軽にご相談ください。
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