限定承認とは?
限定承認とは相続財産のプラス財産の限度においてのみ、マイナスの財産(負債)を相続する相続方法の一つです。限定承認はあまり認知されておらず、相続人全員で共同して行わなければならず、財産目録を作成して家庭裁判所に提出したりと手続きも非常に煩雑であるためこの制度を利用する人はあまりいらっしゃらないのが現状です。被相続人の方が借金などの負債を抱えているケース、返済状況などを把握できない、財産よりもそうした負債が多いかもしれない場合などには効果的であるといえます。
しかしながら、限定承認は手続きが複雑なので、一般的にはあまり利用されません。件数で言えば相続放棄が年間に数十万件あるなかで限定承認は数百件です。そのため相続を専門にしている事務所でもほぼ取り扱った事がなく制度だけ認知している専門家が多いのではないかと思います。だからこそ、相続に特化した事務所でないと、非常に法律判断も難しい業務なのです。ですので相続人の方がご自身の力で限定承認をするのは、大変難しくリスクが高い手続きとなりますので、限定承認をしたい場合は、一度和歌山相続遺言まちかど相談室にご相談ください。
限定承認とは?について
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当事務所代表、司法書士・行政書士 井口が「生前対策まるわかりBOOK」に和歌山の専門家として紹介されました。